消毒の前に、毎日のスキンケア

消毒の前に、毎日のスキンケア

シャワーはアトピーの湿疹には効果的です。気軽にどこでもできたらいいのですが…
まずは、普段のスキンケアで皮膚を清潔に保つことが重要です。

皮膚の清潔には、毎日の入浴・シャワーが大切です。

体の汚れは速やかにおとす
強く皮膚をこすらない
石鹸・シャンプーを使用するときは、洗浄力の強いものは避ける(皮膚の脂も落としてしまうので)
石鹸・シャンプーは体に残らないように十分すすぐ
お湯の温度は痒みの起こるほどの高くしない
入浴後に体がほてるような入浴剤・沐浴剤は避ける(体が熱くなると痒みも増す)
入浴後には保湿剤などを使用して皮膚の水分を保つ
など

それでも皮膚がジクジクしたり、化膿している場合は、消毒をしたり、抗生物質を使用したりして、菌を減らしましょう。

ただ、皮膚には常に菌がいて、バランスを取って、皮膚を正常に保っていることもあり、そのバランスが崩れると、湿疹が出たり、悪化したりします。

その意味でも、皮膚の消毒は、副作用と消毒のメリットを考えながら、行っていく方がいいと思います。

消毒の功罪

消毒の功罪

消毒の代表的なものがイソジンです。うがい用はよく知られていますね
皮膚の菌を減らす方法として消毒は有効です。よく使われているのは、イソジン、ヒビテン、エタノールです。

イソジンは非常に多くの細菌やカビに効果があり、手術などの医療手技の消毒としても頻用されています。消毒としては非常に強力ですが、過剰な使用は、ヨードが体に多く吸入されるので、甲状腺ホルモンのバランスが崩れます。

ヒビテン・マスキンも、非常に強力な殺菌効果を示しますが、粘膜には使用できません。消毒液の接触性皮膚炎もあります。

エタノールは70%の濃度が使用されます。採血する時の消毒に使われるので、ヒヤッとしみた経験がある人もいるのではないでしょうか? 患部を冷却しますが、湿疹部分には刺激性が強く、しみるため、使いにくいのです。

強酸性水や海水については、以前、説明しておりますので、水でアトピーが治る?を参照にしてください。水の効果は、殺菌作用が主です。

抗生剤の安易な使用は、抗生剤耐性のブドウ球菌(メチシリン(抗生剤の名)耐性ブドウ球菌:MRSAと略することがあります)を作ることになります。一方、消毒は、抗生剤耐性のブドウ球菌を作らずに皮膚を清潔にできますが、副作用がないわけではありません。皮膚を清潔にする消毒療法は、アトピーの一つの治療でありますが、安易な使用はしない方が望ましいと思われます。

皮膚を清潔にする消毒は効くの?

皮膚を清潔にする消毒は効くの?

アトピーの治療の中でも大切なスキンケア。皮膚を清潔にすることで、アトピーの合併症を防ぎ、アトピーの悪化因子であるカビを抑えることで湿疹を改善する目的で行います。今回は、消毒について説明します


主な消毒薬とは

皮膚を殺菌するのが消毒ですが、消毒に使われているものは多くあります
消毒は、皮膚の除菌を目的にしています。抗生物質の軟膏も皮膚の除菌になりますが、主に、消毒薬を使用する方法が消毒(抗菌)療法です。
消毒薬として主に使用されているのは

ポビドン・ヨード10%(イソジンなど)
グルコン酸クロルヘキシジン(ヒビテン・マスキンなど)
エタノール(70%)
石けん(医療用として塩化ベンザルコニウム(オスバン・ウェルパスなど))
酢酸3%(お酢)
強酸性水
海水
温泉水
紫外線
などです。


皮膚の細菌
アトピーの原因や合併症に細菌が関与しています。アトピーの原因については詳しくはアトピーの原因を参照してください。特に、アトピーの病変部には、黄色ブドウ球菌がアトピーの増悪因子であることから、いかに黄色ブドウ球菌を減らすことが、アトピーの治療の1つです。

アトピーの合併症に伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん:とびひ)があります。伝染性膿痂疹の原因は、黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が関与しています(『アトピーの合併症』を参照にしてください)。その意味でも、いかに皮膚を清潔にするかが重要です。普段からスキンケアを心がけましょう。

黄砂がアトピーを悪化!?

黄砂がアトピーを悪化!?
最近、「黄砂」(こうさ)という言葉をニュースで耳に、あるいは新聞で目にしていないでしょうか?この「黄砂」の現象が、今問題となっています。この黄砂の現象が広がりを見せる中で気象庁では、来年度より花粉情報と同じように、黄砂情報を提供する予定で話が進んでいるとのことです。日本にまで及ぶことがあり、春先に多く観測されている。最大級の規模で北京、ソウル、日本では北海道、東北地方の空を覆いました。

黄砂はアルカリ性で、毛穴を開かせてしまうので、特にバリア機能が低い人に影響が大きく、肌荒れの原因となります。仙台では視界が約5キロまで低下しました。アトピーの人にとって悪化させる原因の一つとなるかもしれません。黄色い砂が気流に乗って中国からきて、砂をまき散らかしていきます。

アトピーにも少なからずこれから影響しそうです。黄砂(こうさ)とは?文字どおり、黄色っぽい砂のこと。ここ数年でこの黄砂の現象が、日本国内で多く見受けられるようになりました。この黄色い砂は自動車に一度付着すると、落ちにくく落とすのに難儀します。

範囲も広がりを見せ始めています。乾燥していると、砂が巻上がり、視界を遮ります。情報を見ながら、スキンケアに励みつつアトピー対策をいたしましょう。低気圧から生じた上昇気流の関係で、中国北西部の砂が巻き上げられて偏西風に乗り、砂が運ばれる現象のことをいう。

超健康シェイプアップ法

アトピーの3原則「掻かない・焦らない・迷わない」

アトピーの3原則「掻かない・焦らない・迷わない」
正しい知識を持って、しっかりと治療を続けていきましょう。怪しい民間療法の見分け方で、アトピーに近づいてくる不正なビジネスをきちんと見分けましょう。原則3:迷わない(まよわない)なぜ治らないんだろう…。

「アトピーは絶対に治ります」と言って、効果のない物を高く買わせようとするビジネスは、決して許されません。以上の三大原則を守って、着実な治療をしていくことが大切です。そんな悩みにつけ込まれないように! 人が悩んだり、困ったりしている時に、甘い言葉で、弱みにつけ込んでくるビジネスがあります。

知っておくべきアレルギー知識アレルギー・マーチって何だ?アトピーと喘息の関係喘息の原因って何?喘息を治すには、どうするの?アトピーと「じんましん」の関係なぜ、じんましんが起こるの?アトピーと花粉症花粉症の原因(カレンダー)花粉症の治療今後も引き続き、アトピーをきちんと治していくための有益な情報を提供していきたいと思っています。迷わないための対策ストレスは軽く!生活の制限は多くないと知る→アトピーでも海や川に行けるの?・アトピーでも山に行けるの?・アトピーでも運動会は大丈夫!・アトピーでもペットは飼えるの?・アトピーでもスキーは大丈夫?漢方薬や水にも正確な知識を持つ→漢方薬でアトピーは治るの?・水でアトピーが治るの?アレルギーについて知る「掻かない・焦らない・迷わない」。アトピーで色々と悩んでいる時には、どうしても判断力が鈍ってきます。

一人で悩まずに、信頼できる人に相談することも重要です。相談することによって、冷静さが取り戻せ、甘い言葉にも迷わなくなります。また、アトピーはアレルギーの病気の1つですので、アトピー以外のアレルギーについての知識も役立ちます。

アトピー治療の重要な基本

アトピー治療の重要な基本
アトピーガイドとして、その悪循環を断ち切るためにも、いかに、かゆみを抑えていくかが重要となります。皮膚炎を抑える治療をしていても、原因を除くことができなければ、薬をやめた途端、またひどくなることになるからです。また、アトピーの原因を見つける必要もあります。

アトピーは、皮膚の炎症ですから、炎症によって「かゆみ」が生じます。しかし焦ると合併症が出てくることもあるので、焦りは禁物です。掻くとひどくなるのが分かっていても、かゆみは、一番の苦痛です。原則1:掻かない(かかない)我慢できないほどのかゆみ…アトピーの代表的な症状です アトピーで一番つらいのが「かゆみ」です。

アトピーのつらい状態を早く脱出したい気持ちはよく分かりますが、最初にそもそもアトピーかどうかを正確に診断する必要があります。そこで、1年の総まとめとして、アトピー治療の重要な基本を、三大原則としてまとめてみました。診断しながら原因を正確に見つけていくのは、どうしても時間がかかります。アトピー治療の重要な基本を忘れないように、ぜひこの記事で確認してみてください。

掻かないための対策かゆみを抑える→抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服薬炎症を抑える→ステロイドなどの外用薬と免疫抑制薬皮膚を保護する→スキンケア原則2:焦らない(あせらない)目の前の火事と一緒?正しい判断をするためにも焦らずに見極めましょう アトピーは、良くなったり悪くなったりします。かゆみ→掻く→皮膚が傷つく→その刺激で神経を刺激→かゆみといった悪循環に陥るのです。今後の記事でも、アトピーと区別しないといけない病気を紹介していく予定ですが、アトピーではないのに、アトピーの治療をしても治りません。


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